築地場外市場にあたらしいお茶や茶道具の「MATCHA STAND MARUNI」がオープン!
築地場外市場にあたらしいお茶や茶道具の「MATCHA STAND MARUNI」が11月1日にオープン!ナチュラルな抹茶ラテや抹茶アイスも!卸売市場が豊洲に移転した後も築地‘場外市場’は約500店舗の商店が築地でそのまま営業を続けて毎日賑わっています!
合同会社かんぶつ生活(本社:千葉県市川市 代表社員 伊藤信吾)が、2018年11月1日に市場が豊洲に移転した後の築地場外市場に 「MATCHA STAND MARUNI」(マッチャスタンドマルニ)を正式オープン!!
※代表挨拶より はじめまして!MATCHA STAND MARUNI代表の伊藤 信吾と申します。
抹茶や煎茶を試飲スペースで目の前で見て飲んで楽しめる場所と、本格的なプロユースの茶道具や茶器、抹茶や煎茶なども購入できる、築地らしいお茶の専門店。
ガムシロップを使用せず‘きび糖シロップ’を使ったナチュラルな抹茶ラテや抹茶アイスなどもカジュアルに楽しんでいただけるように工夫いたしました。
現在10月中旬より、プレオープンの当店は11月1日(木)の本オープンへ着々と準備をすすめております。
築地場外市場内(東京都中央区築地4-14-18 妙泉寺ビル101)に「築地を盛り上げる新拠点」として始動させてまいります!
「Matcha Stand Maruni 店頭での試飲スペース 畳を模した試飲台を作成」
私は、創業から100年をもうすぐ迎える㋥伊藤海苔店の四代目でもあります。小学校や地域センターなどに出向き海苔講座を行い、美味しいお海苔を伝えるための活動もしております。
海苔とお茶って一緒に売られていることが多いですよね。
これは
・ 保存方法が酷似し、容器(茶箱・缶)なども似ていること。
・ 旬の時期が春夏と秋冬で真逆なことで商売の売上ピーク・商品の旬が2度くること
から 多くの海苔・お茶屋さんが両方の商品を扱っていることが多いとされています。
伊藤海苔店でもかねてより業務用のお茶や抹茶の扱いはありましたが、店頭には出さずひっそりとお売りしていることが多かったため、知る人ぞ知るというような感じで販売しておりました。
「1杯1杯茶筌を使い目の前で試飲用に丁寧に抹茶を点てる」
Matcha自体が英語として認識され、海外でも抹茶専門店がオープンするほどのMatcha人気。ですが、抹茶・緑茶について、ほぼ100%の海外のお客様、その違いについて理解されていらっしゃいません。
みなさんがご存知のお茶は、煎茶(茶葉)で淹れる、もしくは粉末茶をお湯・水に溶いて作ることがほとんどです。抹茶は碾茶(覆下栽培した生葉を揉まずに乾燥させた原葉)を粉にしたものでありその粉の粒子自体は細かいのですがダマになりやすく、綺麗に抹茶をたてるには茶漉しや茶筅を使い少しコツが必要です。
試飲として店頭にてお抹茶を丁寧に点ててお出ししていきます。言葉の壁を越えて目の前で実演し、実際に試飲してもらうことで、その味わいや見た目の違いや作り方などについて少しずつ正しく理解していただきたい。と考えています。
How to make どうやってつくるか
How to drink どうやって飲むか
How to keep どうやって保存するか
これらを正しく目の前でお伝えし感じていただくことが、築地流のリアルコミュニケーションであると私は考えています。
日本人とってはペットボトルで普段から抹茶入りのお茶を飲むように、当たり前のように生活の中に溶け込んでいますよね。ただその反面、きちんとしたお茶の淹れ方や飲み方、またその伝統的な作法や道具などについては、“古臭い”“ハードルが高い”ものと感じられるようになり、少し置き去りになってしまっていると私は考えています。
世界一とされる優れたお茶の産地や匠な技が光る道具がすぐ身近にあるのに非常に残念なことだなと感じています。
また現在では取扱うお店や職人が減ってきてしまった茶道具の数々。茶筅(ちゃせん) 茶杓(ちゃしゃく) 抹茶碗(まっちゃわん) 鉄瓶(てつびん) などなかなか普段手に取る機会がないものも全国から揃え、本格的な茶道用・お稽古用などとしてもお使いいただける道具を提案をしてまいります。
今後の築地について
2018年10月11日をもって、東京都中央卸売市場(通称場内)は豊洲へと移転してしまいました。ですが、築地場外市場(通称場外)はそのまま。築地の地で商いを続けております。
築地場外市場は、歌舞伎座がある東銀座、日本一のブランド街銀座、大きなオフィスビルが立ち並ぶ汐留エリアまでは徒歩圏内であり日比谷線・都営大江戸線・浅草線・銀座線・有楽町線の5線が周辺に集まるアクセスが非常によい場所にあるといえます。
伊藤海苔店も海苔の専門店であるように、築地場外市場にはいろいろな専門店が約500店舗もあり日々日々営業しています。お店の種類は多岐にわたり、生鮮品である魚・肉・野菜はもちろん、塩干物(いくら・たらこ・しらすなど)や乾物(昆布・鰹節・いりこ・海苔など)やお茶、はたまた道具類の専門店や長靴専門店などもあります。玉子焼きもシンボルのひとつですよね。
築地に来て食べたいもの=海鮮丼!のお店も多いですが、それ以外にもおいしい蕎麦屋や洋食屋なども立ち並ぶ、都内でも屈指のグルメの街でもあります。
一店一店が熱意をもって、それぞれの店主のこだわりや工夫があり、そのお店ごとに業者の常連さんや熱いファンの方がいる。わざわざ遠方からでも足を運びたくなる魅力が築地にはあるのではないでしょうか。
‘築地場外市場’はそういった人々やお店の集合体として成り立っているのだと私は考えています。
古い下町文化と周辺の新しい文化が交錯する街。
それが ‘築地’であります。
私は、東京の昭和の香りが残るこの「築地場外市場」の地で新たなチャレンジとして、MATCHA STAND MARUNI を立ち上げました。同じように食に携わる新しい若者たちがこの築地の地で商いを学び育てることで、一緒に築地を、そして伝統文化である日本の「食」を守り新しいカタチを生み出していくクリエイターの集う場所として発展できていければと考えます。
ぜひ新しいMATCHA STAND MARUNIに、そして築地場外市場に遊びにいらしてください!
クラウドファンディングも10月31日まで実施中!
https://motion-gallery.net/projects/matchastand