世界初のクラフトビール「コオロギビール」を 3月15日〜18日、渋谷パルコにて限定販売。
【世界初】コオロギを原料に使用したクラフトビール「コオロギビール」を、昆虫食の『ANTCICADA』と『遠野醸造』が共同開発。3月15日〜18日、渋谷パルコにて限定販売が決定。
コオロギラーメンなどで知られる、昆虫食の魅力を探究する『ANTCICADA(アントシカダ)』(代表・篠原祐太)と、岩手県遠野市の『遠野醸造』(代表・袴田大輔)が、コオロギを原材料に使用した世界初のクラフトビール「コオロギビール/ Cricket Dark Ale」を開発。3月15日〜18日、渋谷パルコ『COMINGSOON』にて限定販売いたします。
photo by Hiroki Yamaguchi
- 商品概要
●商品名:コオロギビール / Cricket Dark Ale
●使用素材:フタホシコオロギ(福島県産)、麦芽、ホップ、酵母
●提供場所:遠野醸造 TAPROOM(3月15日提供開始予定)
ANTCICADAイベント(提供情報はこちらhttps://www.instagram.com/antcicada.jp/)
初お披露目は、渋谷パルコにて開催いたします。
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世界初のコオロギを使ったクラフトビール
コオロギビール POP-UP STAND by ANTCICADA
会期:2020年3月15日(日)〜3月18日(水)<10:00〜23:00・入場無料>
場所:COMINGSOON 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ1F
詳細はこちら:https://comingsoon.tokyo/cricketbeer/
- コオロギビールの特徴
今回開発した「コオロギビール/ Cricket Dark Ale」は、こだわりの国産コオロギを使って製造したビール(ダークエール)です。丁寧に焙煎したフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギの香りとうま味を存分に引き出しました。
ローストしたフタホシコオロギとモルト、どちらも香ばしい
原料は「太陽グリーンエナジー株式会社」のフタホシコオロギを使用。コオロギたちは、福島県にあるファームにて、室温・湿度管理を徹底した最適な環境下で、社食のロスで出る野菜などを餌に育てられています。収穫後も、丁寧な洗浄と熱処理を加えているため、安心安全に召し上がっていただけます。
品質管理が徹底された「太陽グリーンエナジー株式会社」のコオロギ
本ビールは、コーヒー、カカオ、カモミールのような香りが先行し、口に含むと苦味とコク、キャラメルの香り。うま味の余韻が長く続きます。尚、コオロギを原料として使ったビールは本商品が世界でも初めてのプロダクトです。(当社調べによる)
クリーミーな口当たり、重厚感のあるコオロギの味わい
一人の時間や、仕事終わりにゆっくりと飲んでいただきたい一杯で、ビールの持つ香ばしい香りとゆったりとした苦味がビターチョコやコーヒーナッツ、ドライフルーツ等とよく合います。また、メキシコの燻製唐辛子「チポトレ」を使った料理との相性は抜群です。
- 開発背景 / 今後の展望
ゲテモノや害虫など悪いイメージが先行しがちな昆虫ですが、近年では、栄養価の高さに加え、環境負荷が低く、持続可能性が高い食材としても世界的な注目が集まっています。
そして何より、豊かな個性や滋味深い風味など、食材としての魅力に溢れています。
これまでANTCICADAでは、食材としての虫の魅力を伝えようと、2種類のコオロギで出汁をとった「コオロギラーメン」や、個性豊かな虫たちを使ったコース料理の提供、および商品開発に取り組んできました。
料理人や研究者など多様なメンバーで活動
そして、さらに多くの人に、昆虫を身近に楽しめる機会を届けたいという想いから、クラフトビールに着目する中で、以前から原材料としての昆虫の可能性に注目していた新進気鋭の醸造所『遠野醸造』と意気投合。コオロギのポテンシャルを最大限活かしたクラフトビールを実現しようと試作を重ね、本共同開発に至りました。
ANTCICADAのイベントや、遠野醸造 TAPROOMでの提供を進める中で、改良を重ね、全国各地へ、そして世界に向けて、コオロギビールを届けていきます。
また、ビール作りで残るビール粕をコオロギに与えてみたところ、彼らの食いつきがよく、収穫したコオロギの味も優れていたため、「ビール粕を餌にしたコオロギ」を使用した循環型ビールの開発にも取り組んでいます。ANTCICADAは、引き続きコオロギのポテンシャルを探究し続けます。
- ANTCICADA(アントシカダ)概要
「動物も、植物も、虫も、分けへだてなく向き合える世の中」を目指して、昆虫食への先入観を払拭する活動をしている。中でも、2種類のコオロギで出汁をとった「コオロギラーメン」は、2015年『ラーメン凪』との共同開発以降、赤坂サカスや日比谷音楽祭、FOODEX JAPAN など全国各地のイベントで完売。フィンランドやエストニアでも人気を博した。
2020年4月には、日本橋馬喰町にレストラン「ANTCICADA」をオープン予定。商品開発にも注力し、タガメのクラフトジン「タガメジン」や昆虫発酵調味料「コオロギ醤油」は話題を呼んだ。
●所在地:〒103-0002 東京都中央区日本橋馬喰町2-4-6
●提供メニュー:コオロギラーメン、個性豊かな虫たちを使ったコース料理
●Instagram:https://www.instagram.com/antcicada.jp/
●Facebook:https://www.facebook.com/antcicada.jp/
●クラウドファンディングページ: https://camp-fire.jp/projects/view/193900
●WEB:https://antcicada.com
- 【代表プロフィール】 篠原祐太/ Yuta Shinohara
1994年、地球生まれ。慶應義塾大学卒業。昆虫食歴21年。幼少期から自然を愛し、あらゆる野生を味わう。「ラーメン凪」やミシュラン一つ星「四谷うえ村」で修行し、食材としての虫の可能性を探究。昆虫料理創作から、出張料理、ワークショップ、授業、執筆と幅広く手掛ける。2019年11月、レストランANTCICADA開業に向け、株式会社Join Earthを設立。狩猟免許や森林ガイド資格も保持。『食は作業ではない、冒険だ』
●Instagram:https://www.instagram.com/earthboy.64/
- 遠野醸造概要
2017年11月創業。「地域の資源をビールでつなぎ、新たな価値を生み出していく」をモットーに、地域コミュニティに根ざしたブルワリー運営を行っている。2018年5月に醸造所併設のパブ「遠野醸造TAPROOM」をオープン。これまで三陸ジンジャーゴールデン、遠野サイダーなど、地域資源を活かした様々なプロダクトをリリース。ホップの一大産地・岩手県遠野市から、新たなビアカルチャーを創出している。
●所在地:〒028-0523 岩手県遠野市中央通り10-15
●提供メニュー:自家製クラフトビール、ホップソーセージ、スパイスカレーなど。
●Instagram:https://www.instagram.com/tonobrewing/
●Facebook:https://www.facebook.com/tonobrewing/
●Twitter:https://twitter.com/tonobrewing
●note:https://note.com/tonobrewing
●WEB : https://tonobrewing.com/