まちごとホテルSEKAI HOTEL（セカイホテル）、地域店舗を支援するECサイト「ORDINARY MARKET」をリリース。

by ensen-gourmet · 公開 2020年4月18日 · 更新済み 2020年4月18日

コロナ危機を地域と共に乗り越える

コミュニティをつくるまちごとホテルとして分散型ホテルを運営するSEKAI HOTEL（セカイホテル）株式会社（代表取締役：矢野浩一、本社所在地：大阪府大阪市）は、現在のコロナ感染拡大および経済危機を鑑み、地域店舗の商品の引換券を販売するECサイト「ORDINARY MARKET」をリリースします。
旅先の地域住民しか知らない商店や裏メニュー、その土地の風土を感じるコミュニケーションなど、有名スポットを訪れるのとは違ったDEEPな日常(ORDINARY)体験を購入できるサイトです。より多くの方に私たちの大好きなまちのORDINARYに触れていただき、近い将来旅先で起こるだろう“素敵な出会い”の予約をして頂ければと考えました。
■URL:https://ordinary.sekaihotel.jp/
今回の取り組みは、SEKAI HOTEL独自のSocial Good 200という地域の未来を支援する積立金を使用することで、決済手数料などの運営費を補填し、地域事業者の負担を減らします。

▶︎ORDINARY MARKETリリースの背景

私たち、SEKAI HOTELは「コミュニティをつくるまちごとホテル」として2014年より、空き家を利活用した分散型ホテルの運営をしてまいりました。地域住民の方、観光客の方、そして私たちSEKAI HOTELの3者による対等なコミュニティをつくることで、地域のありのままの人情や情緒的なシーンを演出することができ、未だかつてない観光の魅力になるのではないかと考えてきました。

こうした地域の魅力を”ORDINARY”（＝日常）と定義して、観光客の皆さまに地域の魅力をお届けし、地域の皆さまと協力しながら拠点を増やし、富山県高岡市でのオープンを控えるに至りました。

このように、地域の皆さまに大変ご助力いただきながら本日まで運営することができました。しかし、連日テレビなどで報道されております通り、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いまして私たちホテル業はもとより、地域の飲食店が大変な被害を受けております。

「すこしでも、私たちが地域の皆さまにできることはないか。」

こう考えた結果、SEKAI HOTELとして地域のお店の商品引換券を販売することと致しました。単に商品を販売するのではなく、SEKAI HOTELが愛してやまないORDINARYというまちの魅力を皆様に知ってもらう機会を創出し、一方でまちの事業者様に恩返しすべく“困ったときはお互い様”という日本古来からの互助・互酬という風習に基づいて立ち上げたのがこのORDINARY MARKETです。

リリースに祭しての代表の思いはこちらです。
「互酬性- 日本人は何を大切にしてきたのか」
https://note.com/clover_kujira/n/n80c7ca5a4a28

▼地域の未来のために積み立ててきた「Social Good 200」

私たちはSocial Good 200という活動を行なっております。
地域の未来を支援するために、宿泊費のうち1泊あたり200円を積み立てる取り組みです。
地域経済や地域の魅力を未来に残すため、サイトを通じて地域を支援してまいります。

地域・観光客・SEKAI HOTELの3者で地域の未来を支援する取り組み

私たちは「No Borderな社会の実現」を理念に掲げております。
お互いを認め、助け合うことのできるコミュニティを創出することで社会課題を解決することを目指しています。近所の方におすそ分けしてもらったお惣菜のお礼に何かお手伝いをしたり、何気ない会話をして近況を伝え合ったりすることで、社会とのつながりを実感し、生きがいを得ることができるのはないかと考えています。

このSocial Good 200という取り組みはこうしたコミュニティの形成するため、地域の未来を支援する形で設立されました。

▶︎ORDINARY MARKETの仕組み