2021年6月21日(月)注目の日本橋EASTエリアにグランドオープン!一般営業開始は6月22日カフェメニューや「テレバリスタ OriHime×NEXTAGE 」の詳細も発表!
このエリアでは、遠隔で働くOriHimeパイロットと話をしながらダイナーをイメージしたオリジナルフードやTAILORED CAFE(https://tailoredcafe.jp/)プロデュースによるスイーツやドリンクを楽しめるフルサービスの席。
食事と一緒に提供されるのは、互いの特徴を個性として引き立て合う当店のコンセプトに合わせ、TAILORED CAFEが特別にブレンドしたコーヒー。華やかな甘みを感じられ、個性的ながらどなたでも飲みやすい味を目指した。カフェで使用されるコーヒー豆すべて、TAILORED CAFEの監修。
※フードワンドリンク付き (要予約・約75分入替制・2500円(税込))/スイーツプレート1800円(税込)
<セットドリンク>
◆コーヒー(OriHimeブレンド)HOT/ICE ◆紅茶 HOT/ICE ◆グリーンティー HOT/ICE
◆オレンジジュース ◆コーラ ◆ルイボスティー HOT/ICE
※嚥下障害対応ドリンクもご用意あり。
<お子様メニュー:~6歳以下対象>
◆キッズ カレープレート(低アレルゲン)
※嚥下障害などで、食事制限がある方への調理器具の貸し出しあり。
【Aエリア予約について】
前日の17時までに、下記専用ページにて要予約
予約専用ページ →https://coubic.com/orylab/booking_pages#pageContent
Bエリア【 BAR & Tele-Barista(バー・アンド・テレバリスタ)メニュー】
このエリアの特徴は、バリスタのOriHimeパイロットが「テレバリスタOriHime × NEXTAGE」を遠隔操作し、コーヒー豆本来の味わいが楽しめるフレンチプレスで淹れたコーヒーを提供する席。(要予約)
パイロットは、お客様との会話を進めながら好みなどを聞き、その日の気分や天候なども考慮して用意された4種類のコーヒー( Guatemala El Injerto/Ethiopia Yirgacheffe Konga/Kenya Masai AA/Ethiopia Selam Natural)の中から最適なものを選ぶ。「テレバリスタOriHime × NEXTAGE」は、挽いてあるコーヒー豆をコーヒー抽出器に入れ、お湯を注いで数分間抽出する。抽出が終わったらコーヒーをカップに注ぎ、注目のチョコレートMinimal – Bean to Bar Chocolate – (ミニマル)の4種類(NUTTY/FRUITY/SAVORY/HIGH CACAO)の中からペアリングして選んだものを添えてお客様へ提供する。
※スペシャルティコーヒー・チョコレート付き(要予約・約45分入替制・2000円(税込))
【Bエリア予約について】
前日の17時まで専用ページにて要予約。
予約専用ページ →https://coubic.com/orylab/booking_pages#pageContent
※「テレバリスタ OriHime×NEXTAGE」による、アルコールの提供はございません。
【「テレバリスタ」プロジェクト概要】
オリィ研究所が開発・販売する分身ロボット「OriHime」と、川田テクノロジーズ株式会社のグループ企業であるカワダロボティクス株式会社が開発・販売している協働ロボット「NEXTAGE」を組み合わせることで、遠隔地からでも、バリスタのような接客と手先を使った作業を可能にするプロジェクト。このプロジェクトで開発されたのが、「テレバリスタ OriHime×NEXTAGE」である。
バリスタを務めるパイロットは、分身ロボット「OriHime」を通してお客様とコミュニケーションを行い、その日の気分や天候なども考慮して、お客様にあったコーヒー豆を選ぶ。実際にコーヒーを淹れるなどの手作業は「NEXTAGE」を通して行い、接客するといった、まさにバリスタのテレワークを実現するに至った。
実店舗初導入となる今回の常設実験店では、分身ロボットカフェDAWNでは、コーヒーの味をストレートに味わえる「フレンチプレス方式」にてコーヒーを提供し、実証実験を行う。
【プロジェクトの経緯】~寝たきりになっても、誰かの為に特別な一杯を~
オリィ研究所は、2018年より「分身ロボットカフェ」を開催し、外出困難でもOriHimeを使っての接客業などへの就業を可能にしてきた。そうした中、OriHimeのパイロットの中に病気で思うように動けなくなった元バリスタの方の、「お客様のオーダーを取ってコーヒーをお届けするだけでなく、お客様の好みに合わせてコーヒーを淹れたい」「 体を動かすことができなくなったとしても、だれかに何かをしてあげられる。1杯のコーヒーを淹れておもてなしができる」 という思いを実現したいと開発を始めた。
そこで、オリィ研究所の理念に賛同して2019年より分身ロボットカフェのスポンサーとなっていた川田テクノロジーズが、自社のグループ企業が手がけるヒト型ロボット「NEXTAGE」の“人と一緒に働ける”というコンセプトが、オリィ研究所の構想と一致することから、共同開発を始めるに至った。
Cエリア「CAFE Lounge(カフェラウンジ)」メニュー
完全キャッシュレスのパーソナライズドカフェ「TAILORED CAFE」のスペシャルティコーヒーや ホットサンドなどの軽食を楽しめる、気軽に日常使いができる席。予約は不要。
TAILORED CAFE専用のオーダーアプリ「COFFEE App」も利用可能。
※CエリアからAエリア・Bエリアの様子を見ることも可能。 (エリア内への立ち入りは不可)
<店舗名> 「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」
<開業日> グランドオープン:2021年6月21日(月)12:00〜
※関係者及びプレスのみ入場可
一般営業開始:2021年6月22日(火)Cエリア:10:00〜/A・Bエリア 12:00〜
<営業時間> 10:00〜19:00
※OriHimeが接客する席の営業時間は、店舗全体の営業時間と異なる場合があります。
<定休日> 不定休(メンテナンスによる休業の場合は公式サイトなどで告知)
<住所> 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3丁目8-3日本橋ライフサイエンスビルディング3 1F
<最寄駅> 東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅 徒歩4分
JR総武線 新日本橋駅 5番出口すぐ
東京メトロ銀座線 三越前駅 徒歩7分、JR山手線 神田駅 徒歩10分
<席数> 約70席
<面積> 約300㎡(うち、カフェエリア:190㎡)
<公式サイト> https://dawn2021.orylab.com/
【バリアフリー対応】
当店では令和3年5月に改正された「障害者差別解消法」に基づき、さまざまなお客様に当店を楽しんでいただくための合理的配慮として下記の対応を行っている。
【設備面のバリアフリー対応】
店舗入り口のスロープは1/12以下の勾配に抑えられ、店内はフルフラットに設計されている。回遊導線・什器類は車椅子のお客様にも配慮し、ストレッチャータイプ・電動タイプを含む車椅子も入場可能。人工呼吸器などの医療機器や電動車椅子の充電用に電源貸し出しも実施する。(※介助者・ヘルパーの方も入場チケットが必要)
また、併設のトイレは全個室ベビーキープ付きで、オストメイト・介助ベッド敷設のバイアフリートイレも設置されている。
店内各所に設置される10種類の椅子には車椅子も含まれており、席を選ぶ際に車椅子に座ることも可能。当事者でなければなかなか実物に触れる機会の少ない車椅子にもカジュアルに座れることで、特別なものではなく親しんで体験して欲しいという意図が込められている。
【食事支援面での対応】
嚥下障害などで食事支援が必要なお客様への対応として、ミキサー・チョッパー・シリコンスプーンなどの調理器具の貸し出しを実施。併せてドリンクメニューの中に嚥下対応ドリンクをラインナップし、とろみ調整剤の提供も行うことで、同行の皆さんと一緒に食事を楽しんでいただけるよう配慮を行っている。(※器具類の利用については要事前予約)
設備面のバリアフリー監修は「車いすでもあきらめない世界」を目指し、みんなで作るバリアフリーマップを展開する一般社団法人WheeLog(ウィーログ)が担当。
食事支援についての監修は、NPO法人D-SHIPS32(ディーシップスミニ)が運営する、食事支援(嚥下調整食)が必要な子どもの親のコミュニティ「スナック都ろ美(スナックトロミ)」が機材選定・スタッフ研修などを担っている。
◆一般社団法人WheeLog公式サイト:https://wheelog.com/hp/
◆スナック都ろ美公式サイト:https://snack-toromi.com/
【分身ロボットカフェDAWN ver.β 協賛企業一覧】(敬称略50音順)
■特別協賛
■協賛
オヤマツデザインスタジオ 株式会社
川田テクノロジーズ 株式会社
カワダロボティクス 株式会社
株式会社 カンカク
株式会社 サンマルクホールディングス
襷 株式会社
ペルモビール 株式会社
一般社団法人 WheeLog
一般社団法人 WITH ALS
NPO法人D-SHiPS32 「スナック都ろ美」【分身ロボットカフェDAWNとは】
「人類の孤独をリレーションテックで解決する」をミッションに掲げる株式会社オリィ研究所が主催する実験カフェ。重度肢体障害者・難病患者、海外在住者など外出・移動が困難な人々が、分身ロボット「OriHime」 「OriHime-D」を遠隔操作し、オーダーや配膳、お客様との会話など接客を行う。この取り組みにより就労を諦めていた方たちが社会で働ける方法を開拓している。
通常のカフェと異なり本カフェにはロボットの研究開発室が併設され、お客様から頂いたアンケートやパイロット達の声を反映してOriHimeの機能や接客フローそのものを随時変化させていく事が特徴。2018年から現在までに4回の短期開催実績があり、延べ5,000人が来場している。
OriHimeパイロットとして働くのはALSをはじめ難病や重度の障害、様々な事情で今まで就労の機会を得ることができなかった人々である。身体が動かなくても分身ロボットを活用することで自宅に居ながらにして社会に参加し、人と出会い、働くことができるという新しい働き方と、その為のリレーションテクノロジーを社会に提唱してきた。
この取り組みの中で「分身ロボットカフェ」でトレーニングを積んだOriHimeパイロットが企業就労を打診される事例が多く生まれたことから、オリィ研究所では2020年7月に分身ロボットを使ったテレワークのための人材紹介サービス「AVATAR GUILD(アバターギルド)」を開始。
たとえ重度障害があっても自分らしく働きたい当事者、障害者法定雇用率を遵守したいと考える企業、障害者雇用問題に悩む地方自治体などからの問い合わせが増え、実際に就労に繋がったパイロットは10人を超えた。現在、日本電信電話株式会社の総合受付、JR関内駅北口高架下「cafeツムギstation at Yokohama Kannai」、JR大阪駅LUCUA1100にあるチーズケーキ専門店「ハイチーズ」などで分身ロボット「OriHime」を使った就労が行われている。
このプロジェクトを機に「分身ロボットを活用したテレワーク」という新たな社会参加の形が確実に根付き始めていることから、オリィ研究所は各協賛企業の支援を得て常設店舗の開設に踏み切った。
【プロジェクト受賞歴】
•2020年6月:「D&AD awards 2020」:デザイン・トランスフォーメーション部門ウッドペンシル、フューチャ ーインパクトペンシル(日本初受賞)
•2020年9月:「釜山国際広告祭(AD STARS 2020)」:Diverse Insights部門 金賞、Innovation部門 銀賞、Design部門 銅賞
•2020年10月:「ACC賞2020」:クリエイティブイノベーション部門/総務大臣賞ACCグランプリ、デザイン部門/総務大臣賞ACCグランプリ、ブランデッドコミュニケーションC部門(PR)/ACCブロンズ
•2021年2月:「adfest2020」:イノーバテクノロジー部門 イノーバロータス
•2021年3月:「Spikes ASIA2021」:イノベーション部門 グランプリ
•2021年3月:「第24回文化庁メディア芸術祭」:エンタテイメント部門 ソーシャルインパクト賞他、国内外の賞を多数受賞
【株式会社オリィ研究所について】
「人類の孤独をリレーションテックで解決する」をミッションとし、遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を中心としたロボットの製造、および分身ロボットを活用した就労支援サービス「AVATAR GUILD(アバターギルド)」の提供を行なっている。
他プロダクトとしては、テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」、重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」など。
株式会社オリィ研究所 公式HP https://orylab.com/
オリィ研究所が開発している分身ロボット。
PCやタブレット、スマートフォンで手軽に操作でき、OriHimeの設置、持ち運び利用が簡単なのが特徴で、育児や介護、身体障害などで会社に身体を運ぶ事が困難な方のテレワークや、病気で学校に通えない児童・学生の遠隔教育ツールとして、その場に居るかのようなコミュニケーションを実現し、全国で使われている。※「OriHime」「分身ロボットカフェ」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
<テレバリスタ のロボットについて>
●NEXTAGE(ネクステージ)とは
NEXTAGEは「人と一緒に働くヒト型ロボット」というコンセプトのもと、製造現場の安全性確保と生産性の向上を目的として、カワダロボティクスにより開発された汎用ヒト型ロボット。2010年の販売開始以来、その高い汎用性を活かし、電機・電子部品、医薬品・化粧品など幅広い業界で、組立・検査・梱包などの現場に導入されている。
※「NEXTAGE」は、カワダロボティクス株式会社の登録商標です。