神戸港の新港エリアに複合文化施設が誕生!神戸の歴史や魅力を受け継いだ新名所『神戸ポートミュージアム』10月29日(金)にオープン!

~世界中のパッケージをコレクションする「フェリシモ チョコレート ミュージアム」も22日(金)にオープン~

一般財団法人神戸観光局(所在地:神戸市中央区)は、2021年10月29日(金)に兵庫県神戸市中央区のウォーターフロントエリアに複合文化施設「神戸ポートミュージアム」がオープンすることをお知らせいたします。
また、22日(金)には、世界中のチョコレートのパッケージを展示し、収集・保管・展示して、その魅力を伝える「フェリシモ チョコレート ミュージアム」がオープンします。

神戸港は1868年の開港以来、日本の主要国際貿易港として重要な役割を果たしてきました。現在は、with/postコロナ時代を生き抜く持続可能な都市を目指して、都心・ウォーターフロントの再開発を進めています。再開発事業の一環として誕生する「神戸ポートミュージアム」は、異国情緒と港町の雰囲気あふれる神戸の歴史や魅力を受け継いだ、神戸の新名所です。

  • 多彩な魅力が詰まった新しい文化の発信地「神戸ポートミュージアム」

神戸ポートミュージアムは、水族館、フードホール、ブライダルデスクなどが融合する複合文化施設です。目を引くシンボリックな外観は、「隆起する大地と侵食する水により生まれた造形」を表現しています。
1階にはTOOTH TOOTHをはじめとする飲食の人気ブランドを展開するポトマックによるフードホールと、GLIONグループによるブライダルデスクがオープン。2階~4階には、舞台美術やデジタルアートが融合する新感覚水族館「AQUARIUM × ART átoa(アクアリウム バイ アート アトア)」を開業します。
また、展望デッキ「ROOF TOP」からは、人気施設のハーバーランドやメリケンパークが一望できます。夜には神戸ベイエリアの幻想的な眺望を楽しめる夜景スポットとしてもご利用いただくことができます。

新感覚水族館 AQUARIUM × ART átoa

新感覚水族館 AQUARIUM × ART átoa

(左)神戸最大級フードホール TOOTH TOOTH MART FOOD HALL&NIGHT FES  (右)ブライダルデスク VOYAGE KOBE

(左)神戸最大級フードホール TOOTH TOOTH MART FOOD HALL&NIGHT FES  (右)ブライダルデスク VOYAGE KOBE

【詳細】
神戸ポートミュージアム
オープン日:2021年10月29日(金)
住所     :神戸市中央区新港町7-2
公式HP   :https://kobe-port-museum.jp/

  • アートや文化の側面からチョコの魅力を発信する「フェリシモ チョコレート ミュージアム」

また、10月22日(金)には、神戸ポートミュージアムに隣接して、世界中のチョコレートのパッケージを収集・
保管・展示し、その魅力を伝える「フェリシモ チョコレート ミュージアム」がオープンします。

神戸は開港以来、150年以上もの長きにわたり、諸国の文化や生活様式を取り入れてきました。チョコレートを始めとする洋菓子も、神戸がいち早く生活の中に受け入れ、多様な洋菓子文化と洋菓子産業を生み出しました。20年以上にわたり、世界各国のレアで貴重なチョコレートを紹介する「幸福(しあわせ)のチョコレート」事業を続けてきたフェリシモは、その神戸の地で、みんなを笑顔にする優しさと力があるチョコレートの魅力について、独自の視点による常設展や企画展によって、その多様性・可能性を発信し続けていきます。
館内では、ヨーロッパや北米、日本などの約500ブランドを集めたチョコレートパッケージ約1万2000点を収蔵、展示。三田市の洋菓子店「パティシエ エス コヤマ」のオーナーシェフ、小山進さんが作ったチョコレートのパッケージの企画展も来年3月まで開催されるほか、協力企業や一般のコレクターの方からの収集も募り、「世界で最も多くのチョコレートパッケージをコレクションするミュージアム」(”みんなで作るミュージアム”)を目指します。

フェリシモ チョコレート ミュージアム

フェリシモ チョコレート ミュージアム

【詳細】
フェリシモ チョコレート ミュージアム
オープン日:2021年10月22日(金)
住所     :神戸市中央区新港町7番1号 フェリシモ本社
公式HP  :https://www.felissimo.co.jp/chocolatemuseum/

  • 神戸港と旧居留地の歴史:日本の主要国際貿易港エリアから活気あふれる神戸のランドマークへ

1879年(明治12年)頃の居留地

1879年(明治12年)頃の居留地

➀開港当時の神戸港
居留地は、神戸港の開港とともに建設されました。写真は、1879年(明治12年)頃の居留地の様子です。手前の道路は現在の京町通で、奥には東運上所前(運上所とは税関のこと)の第1波止場が見えています。
第1波止場の辺りが、現在の神戸ポートミュージアムになります。

1923年(大正12年)頃の新港突堤

1923年(大正12年)頃の新港突堤

②大正時代の神戸港
1917年(大正6年)には開港50年を迎え、1921年(大正10年)には「くし型」の新港第1突堤から第3突堤が完成し、近代的な港としての第一歩を踏み出しました。写真は、1923年(大正12年)頃の第1期修築工事の完了当時の新港突堤の様子です。写真の1番左の突堤が現在の第1突堤(当時は第4突堤)で、その基部が
神戸ポートミュージアムのある辺りになります。

1967年(昭和42年)頃のポートエリア

1967年(昭和42年)頃のポートエリア

③昭和中期の神戸港
本格的なコンテナ時代に対応するため、ポートアイランドの埋立が1966年(昭和41年)から始まりました。
開港100年を迎えた1967年(昭和42年)の新港突堤から市街地を望む航空写真です。戦後、日本経済の成長とともに貿易の急速な伸展によって、神戸港に入港する船も急増し、港内では満船状態が続いていました。
このころに新しい埠頭の建設が要望され、わが国初のコンテナターミナルを有する摩耶埠頭が完成しました。

その後、1995年(平成7年)1月に阪神・淡路大震災で壊滅的な被害を受けながらも見事な復興を遂げました。
復興にあたって、近代洋風建築によって形作られていたかつての街並みの良さを継承し、その後は安全・安心やユニバーサルデザインなどの視点も加えました。現在の神戸港、居留地エリアは、風格のある街が形成されており、神戸ポートミュージアム、フェリシモ チョコレート ミュージアムのオープンにより、ますます賑わいのあるウォーターフロントエリアへと生まれ変わります。



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