2023年3月運行開始の福井鉄道新型車両の内装が決定!

福井鉄道株式会社とセーレン株式会社のコラボで福井らしい内装が実現

福井鉄道株式会社(代表取締役社長:村田治夫、以下「福井鉄道」)は、総合繊維メーカーのセーレン株式会社(代表取締役会長 川田達男、以下「セーレン」)とコラボして、2023年から運行を開始する福井鉄道の新型車両「FUKURAM Liner(フクラムライナー)」の内装デザインを決定しました。座席シートは、セーレンがデザイン・製造した生地を採用しています。

車両名称:FUKURAM Liner(フクラムライナー)
座 席:ロングシート48席

本取り組みは、福井県内(越前市~福井市)を運行する福井鉄道と、車輌内装材製造の大手であるセーレンがコラボして実現したもので、本取り組みを通じて、地域の皆さまやご乗車のお客さまに福井の技などをPRできるものと考えています。北陸新幹線の開業により、新たに本県を訪れるお客様にもお楽しみいただけるよう、新型車両には福井らしさを盛り込みました。また、シートには環境にやさしいセーレンの「ビスコテックス」を採用し、持続可能な社会の実現に貢献しています。

  • 福井(セーレン)で製造・デザインした座席シート

・福井鉄道沿線の水の張られた水田や日野川など、豊かな水資源をモチーフとして、水の流れを感じさせる色柄を採用した爽やかなシートデザイン

・ビスコテックスによるオリジナルデザイン表現、コーティング剤不使用でリサイクル可能な環境にやさしい生地
・毛倒れを防止する低パイル化仕様により、長期間オリジナルデザインを保ちます

  • 福井らしさの演出

・出入口付近のつり革は、ふくいを代表する「カニ」「レッサーパンダ」をデザインしたものを使用

・車内のモニター(4台)で、西山公園や蔵の辻、足羽山公園など地元観光地を映像でご紹介

  • ビスコテックスについて

ビスコテックスの製造工場

ビスコテックスは、ハード・ソフト・ケミカルから生産技術まで一貫開発による先進のデジタルプロダクションシステムです。そのものづくりは、「地球にやさしいシステムの基本方針4ヵ条(*)」に基づいた、無公害型の生産ラインを実現。人と地球環境保全のため「省資源」「省エネルギー」に取り組んでいます。
*地球にやさしいシステムの基本方針4ヵ条
1.    環境関連の法律の遵守とEMSの継続
2.    化学物質の適正な保管・取扱・管理
3.    汚染排水の浄化と廃棄物の適正管理・削減
4.    電力・燃料の使用削減と有効利用

  • 会社紹介

■福井鉄道株式会社について

福井鉄道は1945年設立。福井県内でバス、鉄道を運営している公共輸送企業です。鉄道は、県内主要都市である越前市~鯖江市~福井市を結ぶ営業キロ21.5Kmを運行しています。バスは、県内で乗合バス(路線バス)と貸切バス及び国内主要都市を結ぶ高速バスを運行しています。
重点指針として「地域に親しまれ、地域とともに歩む企業を目指します」を掲げ、安全を最優先に安定した運行の確保および利用されるお客さまへの質の高いサービスの提供に取り組んでいます。
福井鉄道の詳しい情報は、https://fukutetsu.jp をご覧下さい。

■セーレン株式会社について

セーレンは、創業1889年。原糸製造から、織編、加工、縫製までの繊維一貫生産機能を有する総合繊維メーカーです。蓄積された繊維技術を核とし、車輌資材、スポーツ・ファッション、エレクトロニクス、環境・生活資材、メディカルの5つの事業領域にわたり、多彩かつ高付加価値な企業活動を展開しております。企画-製造-販売の「流通一貫機能」と、独自のITを駆使したデジタルプロダクションシステム「ビスコテックス」との融合により、「多品種・小ロット・短納期・在庫レス・省資源・省エネルギー」を実現。生活者のニーズ・CS(顧客満足度)に100%対応し、さらに、高度に差別化された商品群の開発・販売を行っています。 経営理念に「のびのび・いきいき・ぴちぴち」(それぞれ“自主性・責任感・使命感”を表しています)を掲げ、より高い付加価値の創造と企業価値の向上、さらには企業の社会的責任を果たす「21世紀型企業への変革」を目指しています。
セーレンの詳しい情報は、https://www.seiren.com をご覧下さい。

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