天草初の車泊(くるまはく)2拠点同時オープン!オーシャンビューの「道の駅有明」と世界遺産そばの天然温泉「愛夢里」

~ あなたはどっち!?天草五橋ドライブの熊本ルート、フェリーでらくらく島原or鹿児島ルート ~

九州周遊観光活性化コンソーシアム(代表機関:トラストパーク株式会社 本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役:山川 修)は、天草初となる車泊・RVパークsmartを天草市北部と南部の公共施設に導入し、指定管理者や地域事業者との連携協力により、車泊事業を開始しますのでご報告いたします(事業モデルは下部※①参照)。

有明海と島原半島が望める道の駅有明「リップルランド」と、世界遺産の﨑津集落に近い天然温泉「愛夢里」の2施設で、2023年4月28日から車泊予約を開始いたします。

※「愛夢里」の車泊利用者はオープン記念特典として、入館時の受付にて車泊予約完了画面を提示すると温浴料金の割引を受けることができます。両施設ともに温泉があり、天草の海の幸を味わうことができます。

【車泊予約サイト】

・道の駅有明リップルランド https://rvparksmart.jp/rv-smart/rippleland.html

・天然温泉 愛夢里(あむり)  https://rvparksmart.jp/rv-smart/amuri.html(4月28日公開予定)

  • 1.天草市の観光資源と地域課題・ニーズ

熊本県の西部に位置する『天草市』は、豊かな自然や歴史的な建造物、文化的なイベントなど、多くの魅力的な観光資源があり、観光客は本州からは福岡or熊本空港を利用して空路で、九州からは天草五橋を渡る陸路で、長崎県南島原市と鹿児島県長島町からもフェリーで、車両は乗船できませんが長崎市から高速船を利用して訪れることもできます。天草市の人口の8割以上を占める「下島」は、長崎県の「対馬」に次いで、九州で2番目に面積が広く、観光スポットも点在しているため、車がないと周遊観光を楽しむことが難しい島です。

トラストパークは天草への車泊導入における課題やニーズについて、Webサイト「トラストナビ」のアンケートにて事前調査(期間:2022年8月~9月、サンプル数=1,449件)を行い、以下のデータを収集しました。

【結果①】

天草に「行ったことがない」 = 全体67%(内訳:九州・山口在住=22%、九州・山口以外=77%)

【結果②】

「天草で何をしたいか」については、上位ニーズを要約すると「天草の自然に癒され、温泉と海の幸を味わう、くつろぎの旅」を求めていることが分かります。

現在は天草初の車泊オープンを記念して、4月からプレゼントキャンペーンを開催し、天草への「来訪時」と「滞在時」の交通手段を調査するアンケートを行っています(サイト:https://mdh.fm/e?kA402XPYKx )

【結果③】

上記表の通り天草への来訪時は「自家用車」と「飛行機」、滞在時は「自家用車」と「レンタカー」のニーズが高いことが分かります。

  • 2.天草の強みを活かす施策と今後の計画

(1)車泊ポイントの周辺情報提供

車泊利用者に対して、上記アンケート結果②「天草の自然に癒され、温泉と海の幸を味わう、くつろぎの旅」の実現に寄与するためには「旅マエ」と「旅ナカ」に当該施設の情報だけではなく、周辺の飲食店などの情報も提供する必要があります。

「旅マエ」の情報は車泊予約サイト上に掲載し、「旅ナカ」は車泊利用者が入館受付で温浴料金の割引を受ける際に「車泊施設周辺の飲食店や観光スポットなどを紹介するチラシ(※地域の事業者と連携して作成中/下部※②参照)」を手渡すなどして、再訪を促進するための施策を指定管理者と連携して推進していきます。

(2)天草周遊観光活性化プロジェクト発足(計画・準備中)

天草初の車泊(くるまはく)2拠点同時オープンに続き、天草諸島各地への横展開計画もあることから、各地域の事業者と連携して、天草の魅力を発信する『天草周遊観光活性化プロジェクト』の発足に向けて準備を進めているところです。現在は「天草市・苓北町」の強みと弱みを見える化、車泊利用者が周遊観光をより楽しむための方策(既存コンテンツとの連携、周遊観光ルートの可視化など)について協議しています。

当プロジェクトは「周遊観光スポットとして、天草の魅力を発信、全国から車泊利用者を呼び込み、各地で温かく迎える」ビジョンを掲げ、官民連携にて推進してまいります。

天草を観光拠点とする広域周遊観光ルート(熊本阿蘇~天草~長崎島原半島 ・鹿児島長島町)や旅行商品開発も見据えて、DXやシェアリングエコノミーを活用し、天草の新しい旅のスタイルを「車泊/モビ泊」の利用データ等で実証・検証しながら、地域経済の活性化を図っていきます。

【参考】

※①)車泊(くるまはく)とは、未利用スペースや不稼働時間帯の駐車場等をシェアリング活用し、有料での車中泊を可能とするルール整備と、無人・キャッシュレス・非接触運用が可能な電源提供型「休憩駐車管理システム(RVパークsmart)」などの導入により、通過型地域や過疎地域などの本来は泊まることができない場所に滞在することで、地域経済の活性化を図るシェアリングエコノミー型のDX(Destination eXperience)事業です。事業概要(動画):https://youtu.be/jsJXmT2r264

※②)4月1日にオープンした宮崎県西米良村において、車泊周辺の飲食店を紹介しているチラシ。車泊予約サイトへの掲載、提携施設「西米良温泉ゆた~と」 にて来訪者に渡しています。

【車泊予約サイト】

・川の駅 百菜屋     https://rvparksmart.jp/rv-smart/hyakusaiya.html

・西米良村健康増進広場 https://rvparksmart.jp/rv-smart/kenkouzoushin.html

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