北海道美瑛町に新スポット誕生。フェルム ラ・テール美瑛本店敷地内にテイクアウト施設「ノンノの小屋」がオープン!
美瑛の景色を堪能しながら限定スイーツを味わう。建築は、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園を手がけた村山雄一氏
- 美瑛を「食 × 農 × 観光」の発信地に
フェルム ラ・テール美瑛は、美瑛町に北海道ならではの広大な敷地を生かして「食 × 農 × 観光」が連携した、魅力ある環境をつくることを目指しています。その第一歩として、この夏美瑛町に新しい施設が誕生します!
日本屈指の景観地である美瑛の食と景色を、もっとたくさんのお客様に気軽に楽しんでいただけるようにおつくりしたテイクアウト施設「ノンノの小屋」です。
「ノンノ」とはアイヌ語で「花」の意味。北海道に古くから自然と共に生きてきたアイヌの人々の、神羅万象に”カムイ”(神)の存在を意識した暮らしをイメージして、このはじまりの小屋を「ノンノの小屋」と名付けました。
- 村山雄一氏の建築
実際の設計図
かわいらしくも独特の雰囲気を醸し出す「ノンノの小屋」の建築を手がけたのは、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」を設計された村山雄一氏。
村山氏の建築におけるフィロソフィと、フェルム ラ・テール美瑛の「自然に生きる」という企業理念や取り組みが共鳴し、今回の「ノンノの小屋」の建築に結びつくこととなりました。
暖かみのある粘土模型
建物に対する村山氏のイメージは、「小さいけれどキラっと光るダイヤモンドのような、存在感のある建物」。緩やかに曲がる歩道の様子も含め、指輪のようなイメージをお持ちでした。
建物は木造で、北海道美瑛の地場の木、唐松を構造材や外壁に使用。四角でない自由な角度の壁でつくられた建物の施工は困難ですが、建設会社や職人の技術も加わり、木の温もりと唯一無二の形を生み出すことができました。
惜しくも、本作が村山雄一氏の遺作となりました。
働く人々の動きや敷地と母屋の関係を念頭におき、そこから有機的な造形の建物を想像し、設計しておられた村山氏。「働く人たちも楽しく、生き生きと働けるように」と仰っていたのが印象的です。暖かく自然と調和したこの建物に、ぜひ会いに来てください。
- メニューのご紹介
「フェルムの丘 パルフェ」※「ノンノの小屋」限定!
北海道や美瑛の食材をふんだんに使っておつくりした贅沢なパルフェです。興部はアドナイさんの無添加ソフトクリーム、美瑛町ファームズ千代田さんのジャージー牛乳を使ったブラマンジェ、美瑛町あらいファームさんの完熟苺を収穫した甘〜い「けんたろう」を使ったジュレをたっぷり。さらに鈴木福太郎さんの「ゆめぴりか」をお米のパフにして、北海道産甜菜糖とアカシアのはちみつで作った蜜を絡めてカリカリ食感のトッピングに!
(税込 ¥900)
「無添加ソフトクリーム」
アドナイさんの無添加ソフトクリームは、濃厚でクリーミーなのにさっぱりいただける、カラダにも優しい無添加のソフトクリームです。
サクサクなワッフルコーンに、焼き菓子を添えてお渡しさせていただきます。
(税込 ¥540)
「ジャージー牛乳」
美瑛町ファームズ千代田さんは、日本でもまだ数少ない「アニマルウェルフェア」の認証を受けている農場です。
乳脂肪分の多い希少なジャージー牛を、広々とした牧場でなるべくストレスを与えないように飼育し搾乳した牛乳を低温殺菌。牛乳本来のおいしさに驚くこと間違いなしの、自信を持ってお届けする牛乳です。
(税込 ¥540)
「スペシャリティーコーヒー」※オブスキュラコーヒー監修
焙煎家の方と共に実際にルワンダを訪れ、
現地のコーヒー豆農園を見て惚れ込んだ豆でおつくりした、
オリジナルブレンドコーヒーです。
柔らかな口あたりで、ほんのりフルーティーな香りをお楽しみいただけます。
(税込 ¥540)
鹿児島県産和紅茶
「べにひかり」
まぼろしの紅茶とも言われる希少なアッサム系紅茶「べにひかり」のファーストフラッシュ(春摘み茶)茶葉だけの味わいは格別!渋みが少なく、丸みのあるコクとまろやかな味わいが特徴の和紅茶です。鹿児島の後藤さんが農薬や化学肥料、除草剤を一切使用せずていねいに栽培した希少品種の日本の紅茶専用茶葉を使用しています。
(¥ 540)
ドライブの途中で限定メニューを召し上がるもよし、敷地内のベンチでゆっくりおくつろぎいただくもよし。
もちろんパンやスイーツなどを母屋でご覧いただくことも可能です。この夏はぜひ、美瑛の自然とおいしさを堪能しにお出かけください!
建設途中の「ノンノの小屋」
「ノンノの小屋」建設の様子はインスタグラムでもご覧いただけます
https://www.instagram.com/fermelaterrebiei/
営業時間:10:00 – 17:00(8月-9月)
定休日:なし
※時間、休日が変更になる可能性がございます。
詳細は問い合わせ、もしくはインスタグラムなどをご覧ください。
※レストランの営業時間とは異なります。
<村山雄一氏のこと>
「人間の容(ウツワ)としての建物は、外から定められるのではない。人間がその中に在って建物を内から定めるのが自然であろう。
私は建物を設計するとき、それが四角四面の単なる箱にならない様に、建物の中を想像し歩いてみる。呼吸してみる。そして建物がこの私の「動き」に呼応するように、その空間を導いて行く。」
( 村山雄一氏 フィロソフィ HPより)