HOTEL IL PALAZZO(ホテル イル・パラッツォ)2023年10月1日グランドオープン!
偉大なふたりが信じた理念を承継し、現代に「Re-Design」
■新たな創造を生み出す、伝説の黄金郷「EL DORADO(エル・ドラド)」
ディスコ、イベントホールなど時代やニーズに合わせて独自のカルチャーを発信してきたホテル イル・パラッツォの地下空間は、約130席の大型ラウンジに生まれ変わります。
ストライプや列柱、赤・青・緑の配色など、ホテルが持つオリジナルのデザインを全面に取り入れてRe-Designされた地下の空間には、「EL DORADO(エル・ドラド)」の名を冠しました。ラウンジ奥の中央にそびえ立つ黄金のファサードは、アルド・ロッシがデザインした同名のバー「エル・ドラド」から内装の一部を移築。その手前には内田繁が晩年に手掛けたインスタレーション作品「Dancing Water(ダンシングウォーター)」を配置。伝説のふたりが再び共演します。
かつて西洋の人々が探し求めて冒険に旅立ったという、伝説の黄金郷(エル・ドラド)。新生ホテル イル・パラッツォの奥深く、いざなわれたゲストだけが魅了されるシンボリックな空間を演出します。
黄金に輝く「EL DORADO」のシンボル 34年の時を経て、アルド・ロッシと内田繁の作品が新たに共演する
内田デザインの世界観に囲まれるバーカウンター(左) 仕切りのない広大なラウンジ空間には新たにデザインされたテーブルやソファ、椅子130席を配置(右)
壁沿いにはカーテン付きのボックス席も(左)アルド・ロッシのスケッチと11メートルもの長さのブッフェテーブル(右)
■客室
2階に客室を新設。約4メートルもの天井高がもたらす豊かな空間に加えてバルコニーを設置しました。3階から8階までの客室も全面改装。スランバーランド社最上級クラスのダブルクッションのベッドを採用、ソファ・テーブルのデザインはホテル開業当時のデザインと配色から再構築したものを採用。地下ラウンジ「エル・ドラド」の賑わいに対し、客室は静かで穏やかなプライベート空間をホテル イル・パラッツォのデザインの精神とともに追求しています。
2階はかつてエントランスとレセプションのフロアだったが、客室に改装。 トーンを落とした配色と家具デザインは全室共通。2階のみ天井高約4メートル、バルコニー付き
■フードプレゼンテーション&バー
多様なスタイルの約130席がひとつの空間でつながるラウンジ「EL DORADO エル・ドラド」は、朝7時から深夜3時まで、人数・時間・シーンにあわせた使い方が可能です。朝食からディナータイムまではブッフェ形式のフードプレゼンテーションを行い、21時以降はバーラウンジとして、照明を落とした大人の空間でお過ごしいただけます。滞在中の宿泊ゲストは客室以外にくつろげる「もうひとつのリビングルーム」として自由にアクセス可能です。また、ビジターも利用可能です。細部までデザインされた空間と自由にセレクトできる食を通じて、他では体験できない過ごし方を提案します。
■ガラディナーパーティー
ガラ(GALA)は「特別」「祝祭」という意味です。「毎日が特別な日」として、ホテル主催のガラディナーパーティーを開催します(先着12組)。福岡・博多や九州の食材を贅沢に使用したフレンチベースのフルコース料理を提供します。
営業時間:19:00~21:00 ※19時一斉スタート、要予約
料金:16,500円/1名様~(税込)
オードブル、スープ、ポワソン、ヴィアンド、デセールで構成されるフルコース
■ユニフォーム
故・三宅一生氏のもとでデザインを学び、1989年ホテル開業時のユニフォームを手掛けたZUCCaの創始者である小野塚秋良氏に、自身のブランド「HAKUI」からセレクトし監修していただきました。ゲストに与える視覚的な印象だけでなく、服装が働くスタッフの意識やモチベーションにも作用すると考え、一人ひとりがホテル イル・パラッツォを愛し、誇りをもって働きながらそのカルチャーを担う一員となるよう、願いを込めています。
スマートでクールなコックコートを着用
~ホテル イル・パラッツォについて~
1989年、日本初のデザインホテルとして現在の地に開業。アルド・ロッシが日本ではじめて手がけた建築には、内田繁の他にもエットーレ・ソットサス、ガエターノ・ペッシェ、倉俣史朗、三橋いく代、田中一光など、世界的なクリエイターが参画し話題となりました。1990年には建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞と、福岡市都市景観賞を受賞。さらに1991年にはアメリカ国外の建築物として史上初となるアメリカ建築家協会(AIA)名誉賞を受賞しています。
オリジナルを尊重し、外観はそのままに アルド・ロッシが最も大切にしたという都市景観のなかのファサードの存在感が蘇ります
【設計】 アルド・ロッシ Aldo Rossi (1931 – 1997)
【インテリアデザイン】 内田繁 Shigeru Uchida (1943 – 2016)
【ロゴ】 田中一光 Ikko Tanaka (1930 – 2002)
※プロフィールはホテル公式サイトに掲載しています
■Re-Designプロジェクト
20世紀を代表する世界的な建築家イタリア人のアルド・ロッシと日本を代表するインテリアデザイナー内田繁の タッグにより、日本初のデザインホテルとして1989年に誕生したホテル イル・パラッツォは、福岡市の春吉地区が 持つそれまでのイメージを一変させ、都市における建築デザインの力を示したことでも評価されました。
2019年に事業譲渡を受けた当社は、内田繁の逝去後も同氏の思いやデザインの理念を受け継ぐ内田デザイン研究所(https://www.uchida-design.jp/)をパートナーに、2022年1月より大規模改修を進めてまいりました。歴史的建造物としての価値を再認識し、当初の理念を承継した「Re-Designプロジェクト」によって、ホテル イル・パラッツォは、再び新たな時代を歩み出します。
■ホテル概要
名称:HOTEL IL PALAZZO (ホテル イル・パラッツォ)
所在地:〒810-0003 福岡県福岡市中央区春吉3-13-1
アクセス:市営地下鉄・天神南駅から徒歩6分、中洲川端駅から徒歩7分、JR博多駅からタクシーで約6分
客室数:77室
電話番号:0570-009-915
公式サイト:https://ilpalazzo.jp/
■運営会社
社名:ワンファイブホテルズ株式会社(OneFive Hotels Inc.)
所在地:〒810-0003 福岡県福岡市中央区春吉3-13-1
代表者:代表取締役会長 石原 実、代表取締役社長 北﨑 堂献
事業概要:ホテル運営事業、飲食店運営事業、コンサルティング事業、業務受託事業
従業員数:427名(2023年7月時点)
コーポレートサイト:https://www.onefivehotels.co.jp/