2023年12月、ウクライナを母国とするアンナヴァシナCEO(株式会社アンナ)が、ウクライナワインの販売を開始！

by ensen-gourmet · 公開 2023年12月7日 · 更新済み 2023年12月7日

夢と冒険と美味しさに満ちた、ワインとアンナのストリーりーが始まります。
オンラインショップ：https://shop.annavinos.co.jp/ に加え、飲食店や酒販店向けの販売を行っていきます。アンナCEOが厳選したウクライナワインをぜひ味わってください。

日本ではまだまだ一般には知られていませんが、ヨーロッパのワイン愛好家の間で注目され始めているウクライナワイン。広大な国土の様々な土地で栽培される、個性的な葡萄たち。それを、伝統の技術と最新の製法を使って醸造し、魅力的なワインが生産されています。
これまでウクライナでの消費が中心でしたが、戦時下の国内では販売量が激減。特に家族経営のクラフトワイナリーは苦境に立たされ、危機的な状況に置かれた苦悩の日々が続き、平和が望まれています。
アンナヴァシナは、みんなの助けになりたいとウクライナワインの輸入を決意。株式会社アンナ(東京都渋谷区代々木5-25-17)を2023年7月に設立し、2023年12月よりオンラインショップでの販売を開始しました。併せて、飲食店や酒販店向けの販売を行っていきます。

■ワイン好きを魅了するウクライナ土着品種と自由な製法技術

ワイン作りで重要なポインは素材。つまり葡萄の出来です。ウクライナは、広大な国土と気候条件に恵まれており、様々なウクライナ品種が育まれ、古くからワインが生産されてきました。独自の風土や伝統に裏打ちされ、加えて最新の製法や技術も駆使して、多くのクラフトワイナリーが魅力的なワインを生産しています。洗練された味わいと複雑な要素が同居し、ワイン愛好者たちを魅了し始めているのです。

ウクライナワインは、これまで主に国内で消費されてきましたが、近年は海外へも販路を拡大。けれども、2022年からの軍事侵攻により、ワイン生産者も様々な苦境に見舞われています。多くのワイナリーの所在地はまだ戦火を免れていますが、国内消費量自体が減少。生産者たちは、より積極的に海外へ販売を求めています。

■ウクライナ出身のアンナCEOが厳選して輸入

アンナヴァシナCEOは、18年前から日本に住み、プロダンサーやモデルとして活躍。その後飲食業に転じ、最近では貿易会社で輸入業務の経験も積んできました。

ウクライナへの軍事侵攻が起こったのはそんな時。同じ頃、魅力なウクライナワインに改めて出会い、そこに新たな希望と夢、未来へ進む勇気、そして大好きなワインに携わる幸せを見つけたのです。

さっそくウクライナの生産者をSNSを使って開拓。しっかりとコミュニケーションを交わし、本当に信頼でき、アンナと夢を共有できる生産者と契約を結んできました。どこもそれほど大きな規模ではなく、自分たちらしいワインを心を込めて生産しているワイナリーです。

アンナCEOがお薦めし、一緒に夢を共有するワイナリーをご紹介します。

■ファーザーズワイン：亡くなった父親の夢を、家族が受け継ぐ。一滴に込められた家族への愛

ウクライナでワイナリー実現を夢見ていた父親が亡くなった後、家族がその夢を受け継ぐことを決意し、「ファーザーズワイン」の物語が始まりました。

父の愛情が宿る葡萄畑で、家族は一心にワインを醸し出しています。アンナCEOは、その感動的なストーリーに触れ、味わいに惚れ込み、ファーザーズワインの取扱いを決めました。それぞれのボトルには、愛する人への感謝と未来への希望が込められています。

古くからウクライナに伝わるデザインを現代に甦らせる

ファーザーズワインはエチケットにも拘りを見せています。古典的なウクライナ模様を現代的にリデザイン。そのデザインは、2021年ドイツの Reddot Design Award にてbest of the bestを受賞しました。

ファーザーズワインの想いは、国と伝統を愛する心。いつもその気持ちを忘れずに、家族と母国に感謝と平和を。

■ビオロジスト：ワイン造りの慣習をあえて無視する、ウクライを代表する自然派ワインのマエストロ

ビオロジストのワイン作りは、自然のリズムに合わせ、自然を傷つけず、自然を癒す、が基本。葡萄と土壌の生命力を最大限に引き出すため、除草剤や殺虫剤などを用いず、植物由来、ミネラル由来のものだけを厳選して使用しています。また、土壌を守るため、葡萄の栽培量を半分にし、よく熟した傷のない実だけを収穫。そんなこだわりから生み出される個性豊かなワインたちです。