今秋、東京ドームシティ「黄色いビル」6階を改修しフリーローミングVRで宇宙旅行が体験できるスペースエンターテインメントと教育交流拠点を備えた宇宙関連施設のオープンが決定!
東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)村山 斉(むらやま ひとし)教授がアドバイザーとして協力
本施設は、2023年3月に閉館した「宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)」の後継となる施設です。
館内の様子 (イメージ)
新たな施設では、宇宙ミュージアムTeNQの「宇宙がテーマのエンターテインメント」というコンセプトを踏襲しつつ、宇宙をよりわかりやすくリアルに実感していただくために、最新のデジタルツールや映像を用いたコンテンツを様々なエリアで採用します。HMD(ヘッドマウントディスプレイ)をつけ自由に歩き回り体験するフリーローミングVR(バーチャルリアリティ)を活用し、未来の宇宙旅行を体感できるほか、イマーシブ映像による星空や宇宙の絶景に囲まれた非日常空間を楽しめるカフェラウンジや、3~6ヶ月ごとに新しいテーマで展示を行う企画展示室などを用意します。
また、子供たちを対象に、宇宙をテーマにサイエンスとイマジネーションが融合した新しい教育活動を通して、好奇心や想像力を生み出すきっかけとなる場を提供します。
なお、本施設では、宇宙展示に関するアドバイザーとして、世界的な理論物理学者で東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)教授である村山 斉(むらやま ひとし)氏にご協力をいただくとともに、村山氏による教育プログラム特別授業の実施なども予定しています。
施設の詳細につきましては順次お知らせしますので、ぜひご期待ください。
【施設概要】
◎施設名:未定、決まり次第お知らせします
◎所在地:東京都文京区後楽1-3-61 東京ドームシティ内 黄色いビル6F
◎開業時期:2024年秋
◎施設面積:約2,600㎡
◎施設構成:VR宇宙旅行体験、展示エリア、イマーシブ映像&カフェラウンジ、企画展示室、教育エリア、ショップなど
◎主な施設の特徴:
■VRを活用した特別な宇宙旅行を体験
VR(バーチャルリアリティ)と、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)デバイスを利用した体験コンテンツで、着席型ではなく、半分以上をフリーローミング(自由歩行型)にすることで、今までにないリアルな体験を
楽しめます。
イメージ
〈ストーリー〉
来場者は、ロケットに乗り込み宇宙へ。地球や美しい宇宙の景色を楽しみながら、月を目指します。月に到着後は、月面を歩きながらの観光や写真撮影、月ならではの様々な体験をすることができます。
■宇宙をテーマにした教育プログラムを展開
「ワンダー(不思議に思うこと、興味をもつこと)を探究して、世界と自分がつながるワクワクを感じよう」をコンセプトに、サイエンスとイマジネーション、相互の視点を持ったプログラムを通して、子どもたちが分野にとらわれない自由な発想や表現の可能性を広げる体験を提供します。
■総合監修・アドバイザーとして、
東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)教授 村山 斉(むらやま ひとし)氏が参画
館内の宇宙展示に関する展示アドバイザーとしてご協力いただくほか、オンラインを中心にした教育プログラム特別授業を予定しています。
〈村山 斉氏について〉
1991年に東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。
東北大学などを経て、現職はカリフォルニア大学バークレー校マックアダムズ冠教授および東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構教授・浜松プロフェッサーを兼務。2019年東京大学特別教授の称号を受ける。西宮湯川記念賞(2002)、米国物理学会フェロー(2003)、フンボルト財団研究賞(2017)、米国科学振興協会(AAAS)フェロー(2022)、米国芸術科学アカデミー会員、日本学術会議連携会員。
著書に、「宇宙は何でできているのか」幻冬舎(2010)、「宇宙はなぜ美しいのか」幻冬舎(2022)など、多数。
◎その他 協力企業など
・展示協力:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
・協力:株式会社デジタルブラスト
・VR制作:株式会社STYLY
※2024年4月26日現在
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