すみだ向島EXPO2024開催決定!
5年目の節目を迎え、すべての人がアーティストになる祝祭へ。訪れた人が町をアートに見立てる『 』の仕掛け
1. コンセプト
すみだ『 』EXPO
ー あなたが見つけた『それ』はきっとアートです ー
日本、東京、2024 年 6 月 5 日-すみだ向島EXPO(運営:すみだ向島EXPO実行員会、東京都墨田区)は、2024年10月5日(土)から2024年11月3日(日)の約1月間の会期にて本年度の開催を発表した事をお知らせいたします。
すみだ向島EXPOは、コロナ禍の2020年に始まり、この5年間途切れることなく続いてきた稀有な地域に密着したイベントです。
本年度は、これまでの開催実績を踏まえ歴史あるこの町の営みや暮らし、空気感、そして参加する人々にフォーカスし、それぞれが自由に感じとる余白をあえてコンセプトに掲げます。なお、本コンセプトは日本各地で食を通じた地方創生や芸術祭で活躍してきた食のアーティストであるソウダ ルアがその経験をもとに生み出しました。
EXPOではそれぞれが、空白の括弧『 』の中を自由な発想と想像力で埋めていくことで、十人十色、参加者の分だけ異なるプロジェクトが生まれていきます。
町にある全てのものをアートに見立て、あなたにとっての作品を見出してください。
2. 今年のすみだ向島EXPOが目指すこと
この活動は社会実験であり、まちづくりであり、アートプロジェクトです。
すみだ向島EXPOをきっかけに人々が町を自由な視点から楽しむことで、他に類のないこのエリアの魅力が広く伝わり、新たな価値が加わり、それが遺されていくことを願っています。
全ての参加者の方々に日々変化し続け、今まさに更に注目されようとしているこの町の目撃者になって欲しいと考えています。
3.テーマ
今年のテーマは「花」と「森」。
明治時代頃からの由緒ある面影残る京島エリア全体を舞台に、祝いやはじまりの象徴である「花」、そして町自体を有機的な「森」と見立て、さまざまなアーティストが作品をつくり、町中に花が咲くような一か月を提供します。具体的には、参加する華道家やフローリストたちは商店や家に花を飾ったり、花活けのワークショップを行うことで、自ずと町の人たちとの関係性に花を咲かせます。そして画家やアーティストは古い家屋を年輪を重ねた樹木に見立て、花や森を描き、町に鮮やかな色彩と写真歴史の可視化をもたらし、町と人が主役になるようアーティストが光を差し町を演出し、町が森、建物は樹木さらには暮らす人々が花と咲くような風景の実現を想定しています。
4.コンセプト及びテーマ設定の背景
今回のコンセプトは、この町の関係人口のさらなる拡大とより深いつながりを生み出すため、気軽に訪れた方が楽しく町と関われる方法を模索した上で考案されました。そしてテーマの「花」と「森」は大規模公園や緑の比較的多くないこのエリアの住人の方々軒先で小さなプランターや神社の樹木で四季の移ろいを楽しんでいる様子を見て想起した、生活に根差した普遍的かつ町に寄り添ったテーマとなっています。
ポスターの画像例。町の風景を活かした様々なポスターを作成予定。
ここは、東京に隠された至宝のような下町。
あなただけのすみだ向島EXPO2024を発見するために、この町へ足を運んでみませんか?
※詳細なプログラムについては、次回9月頃にリリース配信を予定しています。
開催概要
公式ホームページ: https://sumidaexpo.com
開催期間: 2024年10月5日(土)~2024年11月3日(日)
開催日 : 会期中の 金・土・日・月
開催時間: 10:00~18:00 ※一部の会場やイベントなど時間外コンテンツもあります。
開催場所: すみだ向島エリア(東京都墨田区 京島・八広・文花 ほか)
料金(一日券): 一般 ¥3,500 高校生・大学生 ¥2,000 中学生以下:無料
チケット購入サイト(Peatix):https://sumidaexpo2024.peatix.com
運営:すみだ向島EXPO実行委員会
すみだ向島 Expoとは
「すみだ向島EXPO」は、東京都墨田区の京島・八広・文花周辺エリアの町を舞台に、古くから住む人、表現活動を求めて移り住んだ人、その他この場所の不思議な魅力に引き寄せられた人々に支えられながら2020年度より毎秋に開催している地域没入型のイベントです。戦前の長屋が今なお残るこの町の建物や商店街などを舞台に、さまざまなアート作品展示やプロジェクトの発表、ゲリライベントなどが繰り広げられる一か月間です。
主催団体:一般財団法人 八島花文化財団
「八島花」(やつしまはな)とは、墨田区の北部に位置する八広・京島・文花の町名に由来し、広くは向島地域を指す言葉です。関東大震災を乗り越え、東京大空襲を免れたこの地域は、現在も昭和初期の町並みを色濃く残る、古き東京の伝統と生活が息づいています。その風景はどこか懐かしく温かみに溢れる一方で、地域は防災や不動産開発といった多くの課題にも直面しています。財団はこれらの課題に取り組みながら、この町の生活文化を未来へと承継することを目的として2023年に設立されました。
財団ではハード(土地や建物)、ソフト(暮らしや営み)の両者をともに大切な地域資源と捉え、それらに新たな価値を創出することにより、町の魅力を向上するための様々な事業を積極的に展開しています。
報道関係者様お問い合わせ先
すみだ向島 Expo実行委員会広報事務局:pr.sumidaexpo@gmail.com