【あなたにぴったりの「塩」をつくる!】塩をまぜる店『ぐるぐるしゃかしゃか』が東京ソラマチに7月11日グランドOPEN!
ソルトコーディネーターの青山志穂が監修する“「塩」をまぜる”というまったく新しいスタイルの塩の専門店が誕生する。企画プロデュースは「立ち喰い梅干し屋」や浅草の「梅と星」のBambooCut。
ひとえに味覚といっても、人それぞれ十人十色の好きな味=「好味(このみ)」があります。そんなあなたの好味に合わせたオリジナルブレンドの塩をつくることができるお店が2024年7月11日、東京ソラマチに誕生します。
「あなたにぴったりの塩」をつくることのできるカウンターコーナーでは、まず青い寒天とともに5つの塩を食べ比べ、好きな味の方向性をみつけていきます。
甘味、旨味、酸味、塩味、苦味に特化するようにブレンドされたそれぞれの塩は、食べる人によって大きく好き嫌いが分かれ、同じ人間でもここまで差が出るものなのかと、不思議でおもしろい体験をすることができます。京都・宝泉堂の黒豆茶でお口直しをしながら、好きな味を「吟味」していきます。
好味(このみ)がわかったところで、店から1つの塩の提案があります。
その塩をベースに、ガリガリさせたりサラサラさせるなどの「食感」を変えたり。牛肉や魚や野菜などの「食材」に寄せた塩に調整したり。見た目の「色」を変えてかわいくしたり。さらに旨味や甘味を強くして「味」をととのえたり。と、いくつかの調整した塩を味見していただき、そのなかからあなたとの相性がぴったりの1つを選んでいきます。
最終的には600パターンにもなる塩のブレンドレシピのなかから、あなたにぴったりの1レシピをご提案し、お持ち帰り用の塩約100gをその場でブレンドします。
このお店でつくることのできる塩は、もちろん「おいしい」がベースにありますが、あくまでも万人ウケする、いわゆる万能塩ができあがるのではなく、「あなたにとっての」万能塩をつくることができます。
お客様の「好味(このみ)」に寄り添ったブレンド塩で、どんな食材や料理も、あなたのこのみの味に仕上がります。好きな塩の味の方向性を発見し、好味(このみ)のブレンド塩を持ち帰ることができるのがこのお店の最大のポイントです。
⚫️塩をつくる体験
料金:2700円(税抜)
容量:約100g
時間:約30分
用途に合わせた2つのオリジナル「塩」商品
「ぐるぐるしゃかしゃか」の強みは、まぜあわせることで塩の無限の可能性を生み出すことができるところです。今回、オープンに合わせて2つのオリジナル塩も開発しました。「ぐるぐる」と「しゃかしゃか」です。
「お肉に合う塩」や「おにぎり専用」のような食材に合わせた塩の選び方が一般的ですが、当店が提案する商品は「用途別」になります。
炒め物や汁物、煮込み料理などをつくる際に最適な「まぜる専用の塩」。6種類の塩をブレンドしてつくった「ぐるぐる」。旨みが強いのが特徴です。
お肉や魚、サラダなど、最後の仕上げに「かける専用の塩」として開発された、5種類の塩をブレンドしてつくった「しゃかしゃか」。ザクザクとした食感が特徴です。
やみつきおやつの塩クルトン「くるくるとんとん」
クルトンというとサラダにかけるものというイメージがありますが、当店では「おやつ」としてそのまま食べられるクルトンを開発しました。
たっぷりのシュガーバターにオリジナルの塩を合わせることによって、やみつきになるあまじょっぱい味に仕上げました。おいしい塩だからこそできた塩クルトン「くるくるとんとん」は、おみやげやプチギフトにもぴったりの一品です。
「塩」の監修はソルトコーディネーター・青山志穂
塩に魅せられ、塩に生きる青山志穂は、約2000種類もの塩を所持し、全国の生産者とも深いつながりをもっています。株式会社カゴメで商品開発を担当。独立後「一般社団法人ソルトコーディネーター協会」を設立し、塩に興味のある人に向けた育成活動や資格の付与などを行うほか、様々な飲食店やシェフへの塩の提案やコンサルティングも行っています。
塩にまつわる本の出版や、メディアにも多数出演する青山志穂の「まぜることで、よりおいしい塩をつくる」の技術を元に「ぐるぐるしゃかしゃか」が誕生しました。
きっかけは、梅干しづくりキットの「塩」
当店をプロデュースするBambooCutは「立ち喰い梅干し屋」や浅草の「梅と星」を運営する「梅干し」に特化したプロデュース会社です。そんなBambooCutの代表・竹内順平が「梅干しづくりキット“梅子”」の制作時に「梅干しがおいしくなる塩」のセレクトを青山さんに依頼。はじめは選んでいただくつもりでのオファーでしたが、「作ってしまいましょう」と提案をいただき、4種類の塩をブレンドして「梅子の塩」というオリジナルの梅干し専用塩ができあがりました。
この「梅子の塩」がすばらしくおいしく感動した竹内は、普段使いの塩まで「梅子の塩」を使うようになりました。「なんて万能な塩」なんだと青山さんに伝えたところ「そんなわけはありません」と予想外の答えが返ってきました。
しかし、本当に何に使ってもおいしい塩だったため、どうしてなのかを二人で追求した結果、テイスティングをした竹内の味覚の「好味(このみ)」に寄り添う形になっていたことが判明。であるならばお客さんの好味(このみ)を同じように知ることができれば、同じ感動が味わえる塩をつくることができるのではないかと考え、企画がはじまりました。
構想2年。世界のどこにもないはじめての「ブレンド塩づくり体験」ができるお店を実現できるはこびとなりました。
青山志穂よりごあいさつ
塩に魅了されて早20年が経とうとしています。
塩は、味付けのいちばんの基本ですが、逆をいえば「あって当たり前のもの」として扱われてきました。そのため、あまりその味わいや質に深く考えることなく見過ごされてきたものでもあります。
実は、日本をはじめ、世界各国の職人さん達によっておいしいお塩が生み出されています。その数なんと4000種類以上です。もちろん、それぞれがそのままでもおいしいけれど、何十個もおうちに塩を揃えて料理によって使い分けるのは大変なこと。おいしいお塩を、あなたの「おいしい」に寄り添ってさらにブレンドすることで、世界で一つだけの、何に使ってもおいしい「自分だけの万能塩」ができるのでは?ということろから、塩と塩のブレンドがスタートしました。
使う塩にちょっと興味を持つだけで、毎日のおいしさがより上質なものになります。みなさんの生活にちょっとした幸せをお届けできたら嬉しいです。
⚫️店舗情報
塩をまぜるみせ
『ぐるぐるしゃかしゃか』
所 在 地:東京都墨田区押上1丁目1-2 東京ソラマチ4F
営業時間:10:00~21:00
アクセス:
東武スカイツリーライン・半蔵門線・京成線・都営浅草線「押上駅」
東武スカイツリーライン 「とうきょうスカイツリー駅」
公式HP : https://guruguru-shakashaka.jp
Instagram:@guruguru_shakashaka
⚫️Credit
空間デザイン:鈴野浩一(トラフ建設設計事務所)
坂根みなほ(トラフ建設設計事務所)
アートディレクション:北田進吾(キタダデザイン)
デザイン :東夏瑚(キタダデザイン)
名取友春(キタダデザイン)
イラスト :間芝勇輔
施 工 :後藤洋佑(イノウエインダストリィズ)
熊谷浩紀(イノウエインダストリィズ)
包装監修 :宮下拓也(株式会社宮下)
寒天監修 :堀部美奈子
器の制作 :八木麻子
塩の監修 :青山志穂(日本ソルトコーディネーター協会)
企 画 :竹内順平(BambooCut)
切替瑶太(BambooCut)
制 作 :小林愛野(BambooCut)
小林修晃(BambooCut)
木崎美甫(BambooCut)
株式会社バンブーカット
広 報 :小池花恵(and recipe)
商品写真 :大志摩徹