【萩原酒造株式会社/徳正宗】日本酒の伝統的酒造りが「ユネスコ無形文化遺産」登録。

「常陸杜氏」認定の萩原酒造が‶伝統″にこだわって醸した新酒を発売!
ユネスコ無形文化遺産に登録された日本酒の伝統的酒造り。創業170周年を迎える萩原酒造も伝統技法による酒造りを続けてきました。茨城県認定の常陸杜氏が醸す今年の新酒が、12月7日に発売いたします。

12月7日に発売される新酒「徳正宗 本醸造 初しぼり生原酒」

伝統的酒造りを守り、創業170年を迎える萩原酒造。2024年には茨城県認定の「常陸杜氏」に合格!

ユネスコ=国連教育科学文化機関の政府間委員会は、日本酒や焼酎、泡盛といった日本の「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録することを決定しました。遡ること500年以上前から受け継がれる日本酒の「伝統的酒造り」は、米を蒸して麹を造り、醪(もろみ)を発酵させるという伝統的な技法が、全国各地の風土に応じて発展。杜氏と呼ばれる醸造のプロフェッショナルをはじめ、各蔵の蔵人たちが伝統を継承してきました。

酒米を蒸す「蒸米」のワンシーン

安政2年(1855年)に創業した私たち萩原酒造は、米を蒸し、麹を作り、醪を発酵させるなどの伝統的な酒造りの技術を受け継ぎ、手作業による製造にこだわってきました。そのため製造できる量には限りがありますが、目と手が行き届く範囲で、蔵が受け継ぐキャッチコピーでもある「天下の美酒」を醸しています。

麹作りのワンシーン

弊社専務で杜氏の萩原康久は、日々醸造技術の向上に努め、2024年10月には茨城県が認定する「常陸杜氏」の試験に合格。県内でもまだ10人しか認定を受けておらず、その難易度の高さは業界でも指折りです。高度な醸造技術を習得しているかはもちろん、地元茨城に関する知識も求められます。常陸杜氏の認定を受けた萩原康久は、「食に恵まれた茨城で酒造りをする意味を、改めて考えさせられました。これからも地元で育つ酒米や文化にフォーカスした伝統的酒造りを続けていきたい」と言います。

現・専務で「常陸杜氏」の七代目、萩原康久

まだ10人しか存在しない「常陸杜氏」とは?

「常陸杜氏」とは、茨城県酒造組合と産業技術イノベーションセンターがタッグを組んで立ち上げた県内独自の認定資格として、2019年に誕生。常陸杜氏の取得要件は、茨城県内の酒蔵で一定期間酒造りに携わることや、国家資格である酒造技能士1級の取得、さらに産業技術イノベーションセンターが主催する研修「杜氏育成コース」を受講していることに加え、筆記、きき酒、小論文、面接など多岐に及ぶ。

発酵する醪を混ぜる「櫂入れ」のワンシーン

「常陸杜氏」が醸す今年の新酒は、すっきり飲める食中酒

萩原酒造がお届けする2024年酒造年度(R6BY)の新酒第一弾は「徳正宗 本醸造 初しぼり生原酒」です。今夏の猛暑で酒米にとっては厳しい年でしたが、醸造において浸漬時間を調整するなどの策を講じ、年末年始にお楽しみいただくお酒としても恥ずかしくないお酒に仕上がりました。

徳正宗 本醸造 初しぼり生原酒

12月7日に発売する新酒「徳正宗 本醸造 初しぼり生原酒」は、昨今の日本酒のトレンドである甘味と酸味のバランスを追求しました。「酒は純米に限る」というお考えを否定するつもりはまったくありませんが、醸造用アルコールを添加する醸造技術(江戸時代には確立されていたそうです)によって生み出される本醸造は、やはり本醸造なりのおいしさがあります。醸造用アルコールを添加することで、香りを調整することができ、すっきりとキレのある味わいを生み出します。新酒「徳正宗 本醸造 初しぼり生原酒」は原酒なのでアルコール度数が17度と高めではありますが、例年よりも甘さを引き出したこともあり、すっきりと飲みやすい1本に仕上がっています。過度な吟醸香を抑え、お正月のお節料理に合う酒質なので、年末年始の食中酒としてもお楽しみいただけます。

■徳正宗 本醸造 初しぼり生原酒

原材料:米(国産)、米麹(国産)、醸造用アルコール

精米歩合:70%

酵母:小川酵母

火入れ:なし。※生酒のため要冷蔵

アルコール度数:17%

価格:1,485 円(税込)/720ml

価格:2,970 円(税込)/1800ml

ご購入はこちらから 

萩原酒造 株式会社

〒306-0433

茨城県猿島郡境町565-1

電話:0280-87-0746

営業時間:9時~16時30分(12:00~13:00は昼休憩)

定休日:土曜・日曜・祝日(夏季)、第2第3土曜・日曜・祝日(冬季)

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安政2年(1855年)創業の萩原酒造

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