GoogleのAI投資部門が支援するAI英語スピーキングアプリ「ELSA」、航空・ホスピタリティ向けのプログラム開発に約1億円を投資することを発表
ELSAでは、航空・ホスピタリティ業界を対象に、世界一流の航空会社、ホテルと共同で開発した、業界特化型ビジネス英語プログラムを提供することを発表しました。
コロナ禍に入ってから、航空・ホスピタリティ業界の研修費は削減の方向にあり、業界内では以前より費用対効果の高い英語研修が望まれています。
Lorman社の調査*によると、8割弱の社員が、追加の研修プログラムを提供されることで、その企業はより魅力的になると答え、強い学習文化を持つ企業では社員の定着率が30~50%まで上昇することが明らかになっています。
総合的な社員研修プログラムは、社員の企業への帰属意識を高めるだけでなく、より顧客目線での質の高いサービスの提供が可能になります。例えば、機長や客室乗務員に英語での円滑なコミュニケーション力を身につけさせることは、世界中の顧客の満足度を高めることができ、結果としてその企業の競争力に繋げることができます。
ELSAのCEOであるVu Vanは、このプログラムについて次のようにコメントしています。「英語力は従業員の重要な財産であり、コロナ後を見据えた航空業界やホスピタリティ部門の回復に伴い、優れた顧客体験を支援するための言語のトレーニングや能力開発に重点を置くべきです。」
ホスピタリティ部門は世界のGDPの10.4%を占め、今後10年間で前年比4%の成長が見込まれています。同様に、航空業界は世界の主要な雇用主であり、世界中で8,770万人の雇用を支え、世界のGDPの3兆5,000億ドルもを支えています。
コロナ後のインバウンド需要回復を見込んだ、社員の英語トレーニングやコミュニケーションスキル向上のためのリソースへの投資は不可欠なものとなりました。ELSAアプリはいつでもどこでもトレーニングが可能であり、AIが個人のレベルに応じたカリキュラムを提供するので、部門横断的に使用することが可能です。
ELSAの航空業界・ホスピタリティ特化型英語研修プログラムにご興味があり、詳細をご希望の場合は、b2bsupport@elsanow.io までご連絡ください。
ELSAについて
ELSA(English Language Speech Assistant)は2015年にGoogleのAI投資部門から出資を受けて以来、100カ国以上の4500万人のユーザーに利用されており、世界のAI企業100にも選ばれた独自の音声認識技術により、学習者は個人のスピーキングの弱み(発音・アクセント・イントネーション・流暢さ・語彙力・文法)を特定し、短期間で改善することができます。ELSAはこれまで32億円資金調達を実施し、SIG、Gradient Ventures、Monks Hill Venturesなどの有力VCから支援を受けています。2021年、ELSAはCBInsightsによる「世界を帰る人工知能スタートアップ企業トップ100」に選ばれた。また、ポルトガル、インド、日本、インドネシア、ブラジル、ベトナムにオフィスを構えています。
* Lorman社の調査結果
https://www.lorman.com/blog/post/39-statistics-that-prove-the-value-of-employee-training