プロジェクションマッピング「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」がスタート!
道後温泉本館に新時代、到来。プロジェクションマッピング「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」がスタート!
令和の新時代到来に、道後温泉本館はネイキッドによる音と光のアートで大盛況!
2019年4月27日(土曜日)から、道後温泉本館ではネイキッドによるプロジェクションマッピングがスタート。神話時代から飛鳥時代まで、歴史に刻まれた道後温泉の伝説や物語をテーマに、5月24日(金曜日)から公開されるオリジナルアニメーション「火の鳥”道後温泉編”」と連動した幻想的な音と光のアートの世界で彩られ、道後温泉本館前は大勢の人で賑わいを見せている
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「道後温泉×ネイキッド MESSGE‐火の鳥、到来‐」がスタート、道後温泉本館前は大盛況となっている。
愛媛県松山市の観光のシンボル、道後温泉本館は、明治の改築から125年を経て、重要文化財の公衆浴場としては全国で初めて、営業しながら保存修理工事を行っている。道後温泉は日本最古の湯といわれ、聖徳太子の来浴や、新元号「令和」の出展となった万葉集にも数多くの歌が残されるなど、神話時代から現代まで歴史に様々な足跡を刻んできた。これまで大勢の人々の手によって守り、伝えられてきた日本文化を、時代の大きな転換点を迎えたとも言える今、次代に継承していくことの意義を広く日本全国や海外にも伝えるため、手塚治虫のライフワークといえる漫画「火の鳥」とコラボレーションし、この期間にしか見られない様々なコンテンツや楽しみを提供する「道後REBORN」プロジェクトが展開されている。
火の鳥、到来を告げる、日除け幕と、灯籠
2019年1月15日(火曜日)には本館西面に火の鳥の日除け幕と灯籠が設置。2月1日(金曜日)からは、明治時代に実際に利用されていた本館北面の二の湯の入口が復活。その二階に登場した火の鳥のオブジェを中心に、ネイキッドによるライトアップが行われていた。そして、時代が平成から令和へと変わったゴールデンウィーク10連休の初日、4月27日(土曜日)からはプロジェクションマッピングがスタート。
「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」と題したデジタルアート作品は、記紀にも記された道後温泉の守り神である大国主命(オオクニヌシノミコト)と少彦名命(スクナヒコナノミコト)の伝説や、聖徳太子がこの地を訪れ、椿の花を愛でたという伝説や物語に由来し、火の鳥が時空を行き交いながら、それぞれの時代で、人々が歴史や文化を伝え、守り、そして進化させていくストーリーを描き出している。5月24日(金曜日)に公開予定の、手塚プロダクションによる、オリジナルアニメーション「火の鳥”道後温泉編”」のストーリーとも連動。同作に登場する、大国主と少彦名、そして火の鳥のアニメーションも一部に使用されている。
「オノマトペ」の表現を取り入れた観客が完成を上げる火の鳥降臨のシーン
手塚治虫が考案したと言われる、漫画の中での擬音表現である「オノマトペ」の手法も取り入れたプロジェクションマッピング。その中でも特に観客を沸かせているのは、永遠の生命の象徴である火の鳥が宇宙から道後温泉本館に「到来」し、それぞれの時代に生命を宿し、彩りを添えるシーン。本館北面二階に鎮座する火の鳥のオブジェを中心に、障子面のスクリーン一杯に「ドゥゴォォオーン」というオノマトペと共に、火の鳥のエネルギーが広がっていく。その度、本館前に集まり、カメラを構えた大勢の人々からは歓声が上がっていた。
音楽は坂本龍一と共に映画「ラストエンペラー」のサウンドトラックを手掛けたことでも知られるサウンドプロデューサーの野見祐二が担当。手塚治虫が「火の鳥」を描くきっかけとなったと言われるストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」にインスパイヤされた壮大な音楽は、歴史ある本館のたたずまいと最新のデジタルアートコンテンツを一つに結び付け、観客にかつてない重厚かつ新鮮な体験を提供している。
ゴールデンウィークを迎え、道後温泉本館前は大勢の人で活況を呈している
「平成」から「令和」へ。新たな時代を迎えたゴールデンウィーク。道後温泉本館では朝6時の営業開始から長蛇の列ができる賑わいを見せている。改元を祝うため、4月30日(火曜日)深夜からカウントダウンイベントも開催された。保存修理工事中も営業を続けながら、新たな魅力を発信していく道後温泉本館。是非実際に足を運んで入浴を楽しみながら、道後REBORNプロジェクトのさらなる進化を体験して欲しい。
■道後温泉本館プロジェクションマッピング
「道後温泉×ネイキッド MESSAGE-火の鳥、到来-」
平成31年4月27日(土曜日)~ 毎日 午後7時00分~午後9時30分 開催中
※15分毎 観覧無料
主催:松山市
企画・演出/NAKED Inc. 制作/PONY CANYON
音楽:野見祐二
■オリジナルアニメーション「火の鳥”道後温泉編”」
プロローグ「大国主と少彦名」
第1話「聖徳太子、来浴」
5月24日(金曜日)公開予定
道後REBORN公式サイト他にて
「火の鳥」 ©TEZUKA PRODUCTIONS
*手塚治虫の、塚は旧字が正式です。印刷物には旧字をご使用ください。
<道後REBORNプロジェクト プロデュース ニュース配信>
株式会社ポニーキャニオン