おりづるタワー(広島マツダ)ウォールアートプロジェクト完成記者会見のお知らせ
戦後100年の願いをHIROSHIMAに描き、希望へつなぐ WALL ART PROJECT"2045 NINE HOPES"
広島を舞台とした「この世界の片隅に」の漫画家、こうの史代さんもこのプロジェクトに参加。各アーティストの新たな世界観も「おりづるタワー」で見ることができる。
当日は、おりづるタワー(株式会社広島マツダ)代表取締役兼CEOの松田哲也が登壇し、今回のプロジェクトについてご説明いたします。また、各アーティスト様より今回のアートに懸けた想いをお話いただきます。
公式HP ▸https://www.orizurutower.jp/wallart/
■記者会見概要
【日 時 】 2022年4月11日(月)11:00~13:00(受付開始:10:30~)
【会 場 】 おりづるタワー 12階「おりづる広場」 / 広島市中区大手町1-2-1
【アクセス】 https://www.orizurutower.jp/access/
【登壇者】 株式会社広島マツダ 代表取締役兼CEO 松田哲也
<アーティスト>
土井 紀子(9層目)、若佐 慎一(8層目)、SUIKO(7層目)
田中美紀(6層目)、こうの史代(5層目)
山本 基(4層目)※欠席:動画メッセージ
三桝 正典(3層目)、毛利 まさみち(2層目)
三浦 恒祺(1層目)※代理出席:光陽会 木村順子、浜本典子
【スケジュール / 内容】
11:00 本プロジェクトについて
11:10 各アーティスト様より作画のコンセプト説明、参加への想い
ランチレセプション兼取材
12:30 各層での写真撮影時間
13:00 終了
【記者会見参加及び個別取材希望お申し込み】
以下のフォームからご記載いただくか、担当宛にメールでお申込みください。
https://forms.gle/X7AEvLnwBGCdrGt6A
お忙しいところ恐れ入りますが、ご出席のご連絡は4月9日(土)18:00までに
お願い申し上げます。ご参加を心よりお待ちしております。
■おりづるタワー WALL ART PROJECT "2045 NINE HOPES"について
・新たなHIROSHIMAを感じる場所になる ー未来の希望へつなぐ―
今回、このプロジェクトに賛同した20~90代の広島にゆかりのある9名のアーティストが参加され、各世代の戦後100年への「願い」をアートで表現しています。制作中、ロシアによるウクライナ侵攻が開始され、世界が今もなお続く混乱に心を痛めています。広島から「今」の私たちに何ができるのかを考えるにはあまりにも厳しい現実が突き付けられながらの制作でもありました。
1層目 三浦 恒祺 「光に向かって這っていけ」
6層目 田中 美紀 「謳歌 366 birthday flowers」
原爆ドームの東側に隣接するおりづるタワーは、開設当時より、試練を乗り越えてきた「人の強さ」と、何より「優しさあふれる未来」を感じられる場所をコンセプトとして、ひとりひとりが抱く未来への想いを、ここでしか見られない景色とともに感じてほしいと願ってきました。
この度のプロジェクト、WALL ART PROJECT "2045 NINE HOPES"では、おりづるタワーのコンセプトと共に、戦後75年を越えた「今」、未来に向けて残したい想いを“アート”という形を通して表現しました。
私たちは、この完成を迎える9つの層のアートに「未来への希望」を託し、HIROSHIMAの地から発信していきたいと考えています。
3層目 三枡正典 「白カラス」
9層 土井紀子 「long jump」
■「この世界の片隅に」の漫画家、こうの史代さんも参加
5層目 こうの 史代 「心経」
このプロジェクトには、漫画家であるこうの史代さんにもご賛同いただき、参加いただくこととなりました。こうの史代さんは、広島の平和公園には「平和祈念」と「慰霊」の二つの大きな面があると考えられ、戦後75年以上経つ現在、薄れゆく「慰霊」の面を危惧されていました。
「今」を生きるわたしたちが、2045年を生きる「誰か」に、この一帯にはかつて確かに幾多の「慰霊」の念が込められていたことを伝えるため、このウォールアートに初挑戦されました。
完成されたこうのさんのウォールアートには、見えない「誰か」に想いを馳せ、「今」ここにはいない誰かと時間を共有する、そういう気持ちになってもらえたらという想いが込められています。
■広く国内外で活躍する多才なアーティストがおりづるタワーに集結
広島に生まれ、生きてきたアーティストたちが、おりづるタワーに集結しスタートしたこのプロジェクト。
広島にゆかりのある9名の幅広い世代のアーティスト一人ひとりが、巨大なウォールアートに臨みました。風の吹く寒い日も、雪の降る凍えるような日も、巨大な「壁」と向き合い完成された9層の「願い」です。
4層目 山本 基 「青天の小径 」
戦後100年の世界に何を望むのか。「過去を創ってきた世代」、「現在を創っている世代」、「未来を創る世代」、様々な世代のアーティストが、後世に残したい「2045年への願い」をぜひご覧ください。
8層目 若佐 慎一 「この地球には、みんな其々違う人達が生きている。」
■作画エリア
おりづるタワー東側 スパイラルスロープ9層
(1層約4メートル×24メートル)
■参加アーティスト詳細
添付資料参考